三つの阿波のわらべ歌 (1960、Op.7)
1)中の中のこぼうさん 2)子守唄 3)猫の嫁入り
楽器編成:混声合唱、尺八、三味線、二十絃筝2,打楽器用編曲
〔原曲mix-chor, pf〕
演奏時間:8'20" (2'20"+3'30"+2'20")
出版:(旧)カワイ楽譜 (now free)
くるだんど 奄美の旋律による日本楽器と混声合唱のためのカンタータ (1963、Op.15)
1)くるだんどと掛声(いとう) 2)舟歌 3)八月踊り
混声合唱
楽器編成:fue, 3 shaku, 3 shami, b-koto, 3 perc
(ピアノと打楽器伴奏版あり)
演奏時間:15' (7'00"+3'45"+4'00")
出版:音楽之友社 (now free)
LP:1970年、日本コロムビア
注:日本音楽集団創立の契機となった作品
はばたきの歌(1968、Op.25)
詩:秋浜悟史(終わりの部分に使用)
声楽編成:mix-chor, ten
楽器編成:2 fue, 3 shaku, hichiriki, 3 shami, biwa, 3 koto, b-koto, 2 perc,
演奏時間:22'
LP:1970年、日本コロムビア
風の歌 (1969、Op.52-1)
詩:峰陽
子供の合唱、ピアノ伴奏(または二十絃筝)
演奏時間:3'
出版:放送出版協会
序の曲- Prelude for Shakuhachi, Koto, Shamisen and Strings (1969、Op.28)
楽器編成:shaku, 20-koto, f-shami, str
演奏時間:16'
出版:全音楽譜
CD:ディスコグラフィー参照
注:《鳳凰三連》の第一曲
二十絃筝が生れ、始めて舞台に登場して初演され、カーネギーホール百周
年記念コンサートでは若杉・都響が演奏
阿波の子タヌキ譚 (1971、Op.35)
声楽編成:child-chor, bas,
楽器編成:fue, hichiriki, 3 shaku, shami, biwa, 2 13-koto, 20-koto,
b-koto, 3 perc
演奏時間:24'
LP:1973年、日本コロムビア
注:四国放送制作の放送初演が昭和46年度文化庁芸術祭奨励賞受賞
ね・うし・とら・う/よっこんこん (1972)
詩:阪田寛夫
童謡
楽器編成:Japanese instruments or pf
演奏時間:各2'
出版:日本放送出版協会
相聞II (1972、Op.37)
混声合唱 (vocalise) と二十一絃筝
演奏時間:15'
白燿(はくよう) (1973)
楽器編成:vn, 21-koto
演奏時間:25'-28'
LP:1979年、カメラ―タ・トウキョウ
注:メニューイン委嘱(初演はローラ・ボべスコと野坂惠子)
破の曲 - 筝協奏曲第1番 (1974、Op.43)
楽器編成:21-koto solo, orchestra (2-2-2-2, 4-3-2-1, 4 perc, str)
演奏時間:24'
CD:ディスコグラフィー参照
注:《鳳凰三連》の第二曲、
三木の作風の対極にいた評論家たちからも支持される
夢魔のしらべ (1974, Op.46)
1)舟歌 2)乞食歌 3)子守歌
詩:秋浜悟史
13絃筝とコントラバスを伴う歌曲
演奏時間:10' (2'00"+1'20"+6'00")
松の曲 (1974、Op.47)
詩:源実朝
女声合唱を邦楽器合奏
楽器編成:shaku, shami, 21-kto solo, 2 13-koto, b-koto
演奏時間:16'
喜・怒・哀・楽 (1974、Op.48)
詩・詞:秋浜悟史
声楽編成:男声(混声)合唱
楽器編成:Perc, biwa, shaku, 13-koto
演奏時間:20'(5'+2'45"+6'+6'30")
注:人間の4っの感情を代表的な邦楽器それぞれの名曲を結び合わせて表現
つつじの乙女 (1975、Op.49)
1)祭り 2)邂逅 3)山路 4)愛 5)子守歌 6)烏 7)呻き 8)破局 9)鎮魂
詩・台本:稲垣勇一
声楽編成:混声合唱、ナレーション
楽器編成:pf (邦楽器群伴奏ヴァージョンあり=内田とも子編曲)
演奏時間:35' (3'00"+3'00"+2'30"+4'00"+4'20"+1'50"+1'00"+1'50"+3'20")
和讃による交響 (1976、Op.54)
声楽編成:bas, f-chor,
楽器編成:nohkan, 21-koto, orchestra (2-2-2-2, 2-2-2-0, 3 perc, str)
演奏時間:22'
和讃協奏曲 (1986, Op.54-2)
注:和讃による交響の別ヴァージョン
楽器編成:nohkan, 2 shaku, biwa, f-shami, 21-koto, b-koto,
orchestra (2-2-2-2, 2-2-2-0, 3 perc, str)
演奏時間:22'
砂漠の花 (1976、Op.55)
詩:平林たい子
二十一絃筝伴奏歌曲(sop),
演奏時間:15'
うらかぐら《星界の報告》(1976、Op.58)
即興的音楽劇
詩:秋浜悟史
声楽編成:singers with actors
楽器編成:fue, 3 shaku, shami, biwa, kokyu, 21-koto, 13-koto,
b-koto, 2 perc
演奏時間:60'
霜月のバラード (1976、Op.8-3)
バリトン用歌曲
楽器編成:pf (or Jap-instruments)
演奏時間:8'
注:《春雷》《あの日たち》《霜月のバラード》《冬の日に》を併せて《四季のバラード》とする
ひろばのうた (1976, Op.58-12月)
詩:宮沢賢治原詩より秋浜悟史
歌曲any voice or mix-chor,
楽器編成:Japanese instruments (or pf)
演奏時間:2'30"
出版:全音楽譜「三木稔歌曲集」
タロウ ― 独唱、児童合唱、邦楽器群のためのお伽草子 (1977、 Op.61)
[第1章、第2章、第3章、第4章、第5章、第6章]
詩:蓬莱泰三
声楽編成:sop, boy sop, mez, alt, bas, child-chor
楽器編成:fue, 3shami, biwa(& tambula), 2 21-koto, 2 13-koto,
2 b-koto, 3 perc
演奏時間:57' (9'+13'30"+9'+3'+8'+14'30")
歌楽《まぼろしの米》 (1977、Op.62)
詞:秋浜悟史(英語版、フランス語版あり)
語り(最後に歌)と二十一絃筝
演奏時間:18'
出版:音楽の友社 (now free)
LP:1979年、カメラ―タ・トウキョウ
オペラ《春琴抄》より《序曲と春鴬囀》- 筝協奏曲第二番 (1978、Op.50-2)
楽器編成:21-koto solo, orchestra (2-1-1-1, 2-2-2-0, 3 perc, str)
演奏時間:18'
LP:1979年、カメラ―タ・トウキョウ
創作舞踊詩《鶴》 (1978、Op.64-1)
台本:蓬莱泰三
声楽編成:二種の女声(sopと長唄発声の女声)
楽器編成:shaku, kokyu, biwa, 2 21-koto, perc
演奏時間:57'
歌楽《鶴》(1978、Op.64-2)
台本:蓬莱泰三
謡い語り:sop or tn,
楽器編成:shaku, 2 21-Koto
演奏時間:30'
バレエのためのむかしばなし《鶴》(改作1988、Op.64-3)
台本:蓬莱泰三
声楽編成:児童合唱
楽器編成:shaku, vn, biwa, 2 20-koto, perc,
演奏時間:72'
哀―鹿の遠音 (1978、Op.84-4)
楽器編成:shaku, strings
演奏時間:6'-8'(カデンツァ含み)
三つ山晩唱 - 舞踊劇 (1979、Op.66)
台本:海津勝一郎
声楽編成:sop, mix-chor,
楽器編成:shami, orchestra (1-1-1-0, 1-1-0-1, 2 perc, pf. str)
演奏時間:70'
松よ (1979、Op.68)
[第1章、第2章、第3章]
詩(第3章):三木稔
声楽編成:f-chor
楽器編成:fue, shaku, 21-koto solo, koto ensemble
演奏時間:15'(5'30"+4'10"+4'50")
注:折りからの環境破壊に対する抗議と、緑保全への願いを込めて作曲
ニューかぐらうた (1979)
詩:ふじたあさや
声楽部分:any voice
楽器編成:fue, shaku, shami, biwa, 21-koto, b-koto, 2bperc
演奏時間:5'
鬼って一体何だろう (1979)
詩:ふじたあさや
声楽部分:any voice
楽器編成:fue, shaku, shami, biwa, 21-koto, b-koto, 2 perc
演奏時間:3'
ダンス・コンセルタント第3番《八郎物語》(1980、Op.70)
1)序曲 2)歌と笛 3)遊戯 4)さすらい 5)斗い
詩(第2章と第4章):若林一郎
声楽部分:いかなる声種でもいいし、器楽のみでもいい
楽器編成:fue, shaku, shami, biwa, 21-koto, b-koto, perc,
演奏時間:15'00" (2'50"+3'15"+2'00"+2'15"+4'00")
LP:1983年、カメラ―タ・トウキョウ
注:当初は影絵劇の音楽として作曲。次の構成で演奏時間:50'
[序曲、八郎と子どもたち、洪水、冬の訪れ、イワナとり、イワナを喰って竜になる、竜になった八郎―悲しみー昇天、ひとりぼっちの八郎、たつこ姫の笛、たつこ節、南宗坊の出現、竜と竜の斗いー八郎敗れる、霧で南宗坊墜落、南宋坊の怒り、さすらい、津波と斗う、終曲]
しおさい (1980,Op.89-1)
注:《結?》の第1曲
楽器編成:vc, 21-koto (vc, hp)
演奏時間:7'30"
CD:ディスコグラフィー参照 (《結?》として)
阿波の狸囃子 (1980、Op.109-1)
1)浮拍子 2)ばかし打ち 3)狸ぶし
(1982に 4)もちつき太鼓、83年に 5)あばれ狸 を追加)
詩(たぬき節):富士正晴
声楽部分:声種問わず
楽器編成:fue, shami,
Japanese percussion (Oo-danuko, Mame-danuko,Mokugyo)
演奏時間:7' (各3'00", 2'00", 2'10", 3'00", 2'20"以上)
注:その年より始まった「阿波の狸フェスティバル」に寄進
組曲《浄土》(1980、Op.73-1)
詩:江間章子
声楽編成:Mix-chor
楽器編成:fl, cl, hn, perc, vn, va, vc, 21-koto, b-koto
演奏時間:15'
歌楽《ベロ出しチョンマ》 (1980、Op.75)
原作:斎藤隆介
謡い語り(bar)と二十一絃筝(Pf 版で出版)
演奏時間:30'
出版:全音楽譜
CD:ディスコグラフィー参照
注:いわば現代浄瑠璃として、またモノオペラとしてたくさんの演奏家たちがトライ
レクイエム・ロンターノ (1981、Op.76-2)
注:コンチェルト・レクイエムのオーケストラ部分をシンセサイザーで演奏する版
楽器編成:21-koto solo, synthe
演奏時間:23'
急の曲 "Symphony for Two Worlds" (1981、Op.77)
[イントロダクション、第一楽章、第二楽章、第三楽章、第4楽章]
楽器編成:fue, 4-shaku, 2 shami,biwa, 2~3 21-koto, 2~3 b-koto, 4 perc,
orchestra (3-3-3-3, 4-3-3-1, 3 perc, str)
演奏時間:36'00"(イントロダクション6'00"+第1楽章5'30"+第2楽章12'00"+第3楽章3'00"+第4楽章9'30")
出版:全音楽譜 (European aria: Peters Edition)
CD:ディスコグラフィー参照
注:《鳳凰三連》の終曲として作曲
ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団命名200周年記念、新ゲヴァントハウス開館記念委嘱作品として日本音楽集団が共演し、クルト・マズア指揮で世界初演。94年にはニューヨーク・フィルハーモニックが米初演
四季絵巻北海道《天と地と人》(1981、Op.79-1)
詩:松山善三
声楽:sop
楽器編成:fue, shaku, shami, biwa, 21-koto, 13-koto, b-koto, perc, str
演奏時間:44'
月の兎 - 子供のための歌楽 (1982、Op.81)
作:若林一郎
謡い語り:mez,
楽器編成:fue, shami, perc
演奏時間:17'
結I (1982、Op.83)
楽器編成:2 sho, pf
演奏時間:14'
注:異なる伝統を持つ楽器の共演を意味する「結」シリーズ第1曲
彩紅序曲 (1983、Op.85)
楽器編成:
日本楽器群:fue, 4 shaku, kokyu, 2 biwa, 2 shami, 2 21-koto,
2 b-Koto, 2 perc
中国楽器群:2 diz, 3 sheng, guanz, 2 suena, 2 lieu chin,4 piba,
2 sanxian, 3 perc, 4 gauhu, 8 arhu, 4 gjunhu, 3 daguhu, 2 dihu
注:日本楽器群+中国楽器群+韓国楽器群ヴァージョン(2002年)あり
演奏時間:8'40" (日中韓ヴァージョン10')
注:二国間民族楽団同士が共演する史上初の作品
AUGUST 1945 (1983、Op.84-2)
注:交響組曲《わが歳月》(未完)の一部とする予定
楽器編成:21-koto solo, orchestra (3-3-3-3, 4-3-3-1, 3 perc, str)
演奏時間:5'30"
注:広島・長崎を顧みつつ作曲、「反核日本の音楽家たち」のコンサートで初演
森よ (1983,Op.89-2)
注:《結II》の第2曲
楽器編成:vc, 21-koto (vc, pfヴァージョン準備中)
演奏時間:11'
CD:ディスコグラフィー参照 (《結?》として)
結III (1985、Op.93)
楽器編成:shaku, 21-koto, f-shami, str-quartet, hp
演奏時間:13'
筝協奏曲第5番 (1985、Op.92-2)
注:オペラ《じょうるり》より
[序曲 = 第1楽章、第二幕への前奏曲 = 第2楽章、第3幕の間奏曲 = 第3楽章]
楽器編成:21-koto solo, orchestra (2-2-2-2, 2-1-2-2, perc, str)
演奏時間:18' (3'35"+6'50"+7'30"including cadenza)(cadenza未完)
上山かかし囃子 (1990、Op.109-2)
1)かかし登場囃子 2)かかしらべ 3)カラコロンバ 4)こと囃子 5)ブガロ太鼓(注:2000年にマリンダンダン) 6)中国風カオレン樂
楽器編成:fue, 21-koto, Mar, perc×times
演奏時間:20'
黄の鐘 (1992、Op.116)
詞:三木稔、及び万葉集より引用
声楽編成:sop, F-chor
楽器編成:2 fue(shinobue, nohkan, ryuteki), 3 sho, hichiriki, 2 shaku×
times, kokyu, 3 shami (thin, middle, thick), biwa, 2 21-koto×times,
b-koto×times, 3 perc,
演奏時間:33'
注;84年に日本音楽集団を引退した際には、邦楽器の大合奏曲の可能性は全て
トライし終わったと思っていたが、8年経ち、若返った運営メンバーの情熱
にほだされ、かつて以上にラジカルな作品を書こうと思った。日本は有史以
来戦いと平和を繰り返してきており、そのドラマを芸能様式の変遷と併せて
作曲、過去の悲惨な戦いの記憶を持たない世代への警告をも発したかった。
2002年、《黄の鐘・抄》を編曲初演。Sopの歌のほか下記のように変える。
楽器編成:Sop,fue, 2 shaku, erfu, matouchin, shami, da-sanxian, pipa,
21-koto??, b-koto, perc
演奏時間:16'30"
ロータス・ポエム (1994、Op.121)
楽器編成:shakuhachi solo,
Japanese instruments (fue, 2 shaku, shami, biwa, 2 21-koto, b-koto, 2 perc)
演奏時間:17'
注:アイオワ大学と日本音楽集団の共同委嘱、2002年尺八と通常オーケストラ
の《ロータス・コンチェルト》版を作る
演奏時間:29'~32'(14'+9'+8'30"with cadenza)
レクイエム99 - マリンバと邦楽器群の協奏曲 (1998、Op.76-3)
楽器編成:marimba solo, 2 fue, 6 shaku, kokyu, biwa, f-shami, 2 21-koto,
2 b-koto, 4 perc
演奏時間:20~23min(with cadenza).
注:Evelyn Glennieと日本音楽集団のアメリカ・ツアーのための新作をアメリ
カ側から委嘱されたが、《源氏物語》作曲中のため《コンチェルト・レクイ
エム》(1981)のマリンバ・ヴァージョンとして、ソロ・パートのみ新作
大地の記憶 (2000、Op.132)
注:構想中の《地球交響曲》の第1楽章
楽器編成:solo shakuhachi, solo morinxaur(matouchin), solo pipa,
solo 21-koto, soli Bali-gamelan percussion (trompong, 2 gangsa
pomade as polos, kendang) with solo gangsa pomade as sangsi
orchestra (3.3.3.3-4.4.4-5, perc, strings)
演奏時間:25'
注:81年《急の曲》世界初演直後にクルト・マズアより次作の委嘱を受け、84年ゲヴァントハウスでの再演の折、2000年まで待って頂くのを前提として"Symphony for the Earth"としての構想を伝えた。時はあっという間に過ぎ、《源氏物語》作曲中の98年、マズア氏より電話で催促を受け、とりあえず第1楽章のみの完成を約束し、読売日本交響楽団委嘱で《源氏物語》初演後完成し11月世界初演
ロータス・コンチェルト (2002, Op.121-2)
楽器編成:shakuhachi solo, orchestra (1.1.1.1-1.1.1-2 perc, hp,str)
演奏時間:16'〜17'
注:《ロータス・ポエム》の別ヴァージョン
邦楽器による伝説舞台《羽衣》(全31曲中18曲を三木が担当、2005年、Op.140)
三木作曲分タイトル:
【第一部】#1小序曲、#2むかしむかし あるところ、#4私たちは天女、#7その日 はじめて、#8間奏曲:山道を行く、#9山里の家、#10はた織り歌、#12私は一人、#15地上のいのち、#16むかしむかし あるところ2
【第二部】♯17 むかしむかし あるところ3、#22 天女は心で泣いた、#24羽衣の子守唄、#25父のひめごと、#26私の羽衣、#27羽衣は心のつばさ、#29いつかこの日が、#30羽衣ってどこにある?、#31むかしむかし あるところ 4
脚本・作詞:西田豊子
声楽・器楽編成:sop, bar,sho, fue, 2shaku, biwa, 2 21-koto, b-koto, perc
演奏時間:三木作曲分app.40’
注:2005年9月、モスクワ青少年劇場での日ロ合作音楽劇《羽衣》での三木作曲歌ナンバー(ロシア語)を、オリジナルの日本語に戻し、その伴奏を邦楽器合奏に書き直し、佐藤容子初めオーラJの若い作曲家に劇の残りの部分の作曲を任せて、邦楽器による伝説舞台としてコンサート形式の音楽劇に再構成。06年度文化庁「本物の舞台芸術体験事業」に早速採用される。
浄瑠璃姫物語・異聞 (Op.80-2)邦楽器のための伝説舞台
A Parody of Joruri-hime story (Strange Tales of Joruri-hime Monogatari)
声楽編成:sop, m-sop, ten, bar
楽器編成:fue, hichiriki, 3 shaku, biwa, sham, futo-shami, 3 21-koto, 3 b-koto, 2 perc
演奏時間:72' 出版:三木音楽舎
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